でも結局は慣れなくて、指を使って綜絖通しをしています。
右利きなんで、やっぱり綜絖通しも右からです。そして今回は、普通の綜絖と穴の大きな綜絖の両方に通しました。
ところで、フィンランドの機って、結構簡単にばらせます。大きくて重い部品が多いので、手軽にっていうわけにはいきませんけど。ただ、フィンランド語でいう rintapuu(直訳すると「胸木」です。日本語でも同じ?)と、 polvipuu(「膝木」の意味です。胸木と布巻の間にあります。日本語ではなんとなんというのでしょう?)をはずすのは、とても手軽です。
綜絖通しや筬通しの作業は、機の前側(織る側)でします。これらの2本の木(ビーム)をはずすと、作業がしやすくなるってことを考えてのことなんでしょう。
ちょっと不便なのは、織るときに使う椅子(ベンチ)は高すぎて、綜絖通しの作業には向かないということです。
そんなわけで、綜絖枠をあげてから作業をする、という方法を最初に教わりました。でも逆に、機用の椅子(ベンチ)を使わず、それほどの高さのない、普通の椅子で作業をすれば、綜絖枠を上げる必要はないんです。ということで、くうっけりはたいがい、綜絖通しのときだけ、椅子をかえて作業をしています。糸巻きが邪魔になって、足の置き場に困るという難点はありますが。
綜絖通しの後はまた、機用のベンチを使います。
筬通しについては、また次回…
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