筬通しのときに使っている道具です。購入したメーカーさんの名前もしっかり入っていますね。もう今は、こちらのメーカーさんはなくなってしまっているので、貴重といえば貴重かも。
ところで、筬のことをフィンランド語では、pirta とか kaide という名で呼びます。前者が主に東フィンランド地方で使われてきて、後者が西フィンランドで使われてきたという話。今も地域性があるのかどうかは知りませんが、どっちの言葉も、今でも普通に使われている気が… 言葉が画一化されていないというのが、なんとなくうれしいです。
糸を通すときには、こんな向きで道具を使っています。
筬通し終了。
機にだいぶ傷がついております。この機も中古で買ったものなので。学校で使われていたものなので、普通の中古よりもずっといたんでます。
筬通しの後は、経糸を棒に結んで
そのあと、タイアップのために、機の下にもぐります。で、タイアップの作業場所から見上げた眺めはこんな感じ。
このあとタイアップをして、多少の調整をして、早速織り始めたのですが…
このタイアップは失敗でした。長くなるので、その話はまた次回アップします。
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